親父のことば2012年08月17日 22時15分26秒

最近の竹島、尖閣と度々の日本人の自尊心を傷つける事件が起こった。
事件の詳細は省くが、天皇陛下に関する発言は到底容認できない。ほとんどの日本人をバカにしたようなものだ。
これも国力の低下が招いたものだろう。国際政治では隙を作った方が負け、甘えや待ったは通用しないというこどだろう。
思い出すのは 幼いころ父親が語った言葉だ。
単純な言葉だった。
明治に生まれ、大正、昭和と生き、戦争にも行き、敗戦を経験し、食糧難の日々を経験したのち戦後の復興も体験した市井の人間の言葉だ。
「国の政治が安定しないと国民は不幸になる」と幼い私に何時か、つぶやいたことがあった。
その時は若気の至りで「安定なんて?」と反発した記憶があるが、この20年の政治の不安定を経験するにつけ、その言葉は正しかったと思う。
票と資金に苦労したくない若手政治家達がはじめた政治改革。それから20年、その彼らが既成となった今、政治不信は加速した。理想は一体どうしたのだ。政権交代がなんぼのもんだったんやと叫びたくなる。

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