菅内閣?2010年06月09日 22時23分00秒

群馬に行ったり来たりなどで忙しかった。その間、内閣がかわり、民主党の支持率は上昇するわで目まぐるしい。
国民の民主党への期待値は潜在的にまだまだ高いと言わざるを得ない。
しかし
菅総理の記者会見を聞いていると、自民党とどこが違うのかと思う。
財政規律、消費税、など同じことを自民党が言い出せばブーイングだったのにと思う。

民衆は英雄の名声に嫉妬し、有為なその英雄を追放したというギリシアの陶片追放(そもそもの目的は独裁政治の防止であった)の故事を思い出す。

昨秋、議会でも指摘したが今日の状況は昭和10年位の日本に似ている。
政党が信を失い、大政翼賛会が出来、戦争へと向かった歴史を繰り返してはならない。

政治は人の生き死を与っているという責任感を民主党に期待する。

社労士会年金シンポジウム2010年06月19日 23時34分50秒

白い背広が小生 四国新聞より
6月18日 香川県社会保険労務士会主催の年金シンポジウムにパネラーとして参加した。

民主党、公明党は国会議員、社民と自民は社労士の県議(含私)、共産党は社労士有資格の県書記長であった。

「年金問題は難しい。」とは異口同音、事前打合せからの感想であった。


年金記録問題で国民的な大騒動になったが、今回のシンポジウムの柱は年金記録問題と新年金制度であった。


前者の年金記録問題はこれは愚直に記録を精査するしかない。ある時点で民主党案のように全てを税で救済するというのは真面目に払った人との公平さに疑問を生ずる。

この問題の責任といえば、本人、事業主、社会保険事務所の三者が考えられ、少なくとも政治家の関与は無いと言える。
より可能性のあるとすれば、社保庁と自治労の協定「端末機操作は平均5000タッチ、最高10000タッチ 50分働くと15分休む。作業時間は平均200分 最高300分。」など裏協定にあると思える。

新制度の設計に当たっては現在の制度は複雑にできており、既得権を守りながら考えないと新たな不平等を生むことになるので相当の財源を覚悟しないといけないと思う。何れにしても長い年月の問題なので同じ年月が必要だと思う。

そういう意味では現制度を土台にした改良による自民案は使い勝手がよく財源問題さえクリアーできれば現実的だとおもう。

年金は複雑で具体的なことは書きません。疑問は質問を!
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